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ストレス

この言葉を聞かない日はないというくらい、ストレス過多のこのご時世。 まずは忙しい。あれもしないと、これもしないと。こんなにやってるのになぜ進まない。今日やろうと思ってたことの三分の一すらできなかった。。という思いの連続。 そして人間関係。ど…

『橋のない川 第一部』

今井正監督の作品を初めて観た。「戦後ヒューマニズムといえばこの人」という形容詞で語られる氏だが、未見であったのだ。近所の小さなツタヤにわずかに置いてあった数作から、何となく『橋のない川』第一部と第二部を借りた。 結論から言えば、大変に面白か…

『ウルフ・オブ・ウォールストリート』感想

長らく「いつか観よう」リストに入っていた『ウルフ・オブ・ウォールストリート』をやっと鑑賞した。なるほど、これは快作である。とにかくディカプリオが、全身全霊でとんでもない株屋の役を演じている。イカサマまがいの株取引で、あれよあれよという間に…

『わたしは、ダニエル・ブレイク』

楽しみにしていたこの映画。期待通りの名作だった。 真面目に生きてきたつもりなのに、いつの間にか貧困におちいる登場人物たち。これは、今まさに世界各地で起きている現象だ。また、もし現在は恵まれた層にいたとしても、その地位が今後長く続くという保証…

水風呂体験記

先日、スーパー銭湯へ行った。サウナと水風呂のサイクルが気持ちいいという噂を聞いたからだ。 普段ジムにもいかず、歩いて行ける近所にスーパー銭湯があるわけでもない私なので、サウナというものにはすっかりご無沙汰になっていた。でも調べてみたら、いつ…

『王様のためのホログラム』

久しぶりに映画の感想を書こうと思う。 『王様のためのホログラム』。この映画を知っている人はどれほどいるだろう。 『ラ・ラ・ランド』旋風吹き荒れる中、小さなスクリーンでひっそりと公開しているように見えるこの映画。私も『ラ・ラ・ランド』をもう一…

『この世界の片隅に』感想

映画『この世界の片隅に』を観た。 原作が好きで、映画関係者による絶賛もさんざん聞いてきた上での鑑賞。当然期待値は上がり、自分の評価も厳し目になってしまうだろうと予想していた。しかし、実際は主人公のすずさんが登場した瞬間に、すでにウルッときて…

ゴジラと三葉

2016年の夏は二本の映画が大ヒットしている。庵野秀明監督の実写作品『 シン・ゴジラ』と、新海誠監督のアニメ作品『君の名は。』だ。 前者は『エヴァンゲリオン』 テレビシリーズや映画で圧倒的な人気を誇るアニメ監督。 ただしこれまでに実写でもいくつか…

スウィートハートの向こう側

ハードボイルド小説を読んでいる。ダシール・ハメット著『マルタの鷹』だ。 タフでクールな探偵が、殺人事件に巻き込まれる。美しいが怪しく謎めいた美女。被害者が持っていたとされる宝を狙って集まってくる輩たち。一見恋人のようでもあるが、まるで母のよ…

皇帝なんかにはなりたくない

チャップリン監督作『独裁者』を観た。 日本でも多くの人が、観たことはなくてもタイトルは知っていると思う。それに、昨今は世界的に政治が激動していて、ナチスという現象にも再び注目が集まっている。ヒトラーをテーマにした映画の公開も続いていることか…

小さな習慣

私には癖がある。 家の車庫から誰かが車に乗って去っていく時には、 道の真ん中まで出て、 その車が曲がり角を曲がって完全に見えなくなるまで中の人に手を 振り続けることだ。 この行動を始めたのは祖母が運転する車を見送りだした時から。 祖母は八十歳近…

束の間の眠り、そしてまたも覚醒

朝の六時頃、ついに眠りに落ちることができた。幸せだ。しかし、三時間後の九時にはお目々がぱっちり開いていた。開かんでいいって。。とつっこみたい。それからあれこれして、また寝ようと布団に入ったが眠れない。 ひたすら眠りたいと布団でゴロゴロして何…

眠れない夜を超えて朝になったよ

不眠症。 この言葉は世間でどれほどの認知度を得ているだろうか。 私は不眠である。かれこれ15年ほど。 調子のアップダウンはあるが、ここ数日またひどい。 12時頃にはベッドに入る。電気を消す。が、眠れない。本を読む。眠れない。音楽を聴く。ラジオを聴…

戦争について

今は8月。ということで、戦争について考える機会が多い。日々「平和」を願いっているものの、それがどうやったら維持できるのかは学ぶほどに難しい。「戦争は嫌だ。平和がいい」と思うことは、1980年代生まれの私の世代では普通のことだと思っていた。そし…

働き方再考

いつもよくしてもらっている方が、仕事のストレスで辛いようだ。 日本のシステムはどこかがおかしい。 やってもやっても終わらない仕事、 なぜこのようなことになるのか。 その方は確実に知性もあり事務処理能力も高い。 それでも一日たりともゆっくりしてい…

本文より対談がおもしろかった本

本日読んだのはこちらの文庫。二村ヒトシ著『なぜあなたは「愛してくれない人」を好きになるのか』。 先日読んだ同著者の『すべてはモテるためである』が興味深かったため、すぐにネットで注文したのだ。しかし、私の手元にはこの本が二冊ある。一冊はソフト…

「モテたい」の奥にある本当の思い

今日は一冊の本を読んだ。二村ヒトシ著『すべてはモテるためである』。 このタイトル。そして表紙には、下着姿で振り返る目の大きなボブヘアのかわいい女の子。いかにもモテ指南書な雰囲気。ただ、なんとなく初めて知ったときから、これはモテること以上の何…

真夏のゴジラ観賞

今日は『シン・ゴジラ』を鑑賞した。 今年の夏一番の大ヒット映画!という文句が乱れ飛び、観るまでは情報を入れないでおこうと思っていても、感想、考察が嫌でも目と耳に入るここ数日だった。やっと観られてほっとしている。 観終わっての感想は、「これぞ…

「生」とはなにか

映画『エクス・マキナ』を観た。 エクス・マキナとは、(機械仕掛けの神=デウス・エクス・マキナ)という意味。AI、つまり人工知能を描いた映画は多く存在する。ロボットが人類に反乱を起こす『ターミネーター』もそうだ。こういうタイプは、従順なロボット…

バスタブで執筆する男 トランボ

このブログでは、日々なんとなく思ったことを書き綴っていきたい。 例えば、趣味で観た映画の批評や感想。いまだ映画史その他の知識が不足しており、表層批評の域を出ないが、まずは素直な自分の思いを考察してみたい。時には私が影響を受けている映画評論家…